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食べることも飲むこともお料理することも大好きな主婦&ときどき料理サロン主宰の気まぐれ日記


by MauruuruA
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déjeuner(デジュネ)

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お誘いがあって、またまたお勉強会と称したランチの会、ランチと称したお勉強会に参加してきました。



今年の春から、六本木ヒルズ、グランドハイアット東京のフレンチキッチンを会場に、「Food France」というイベントが開催されています。

これは、フランス各地方で活躍する若手シェフをより多くの人に紹介しサポートすることが目的で、あのアラン・デュカスが2003年に立ち上げたもので、彼に選ばれたフランス料理界の未来を担う若手シェフ達が、パリの代表的ホテル「プラザ・アテネ」のレストランにおいてパフォーマンスを披露しました。

東京では、4月より1~2ヶ月に1人、総勢5人のシェフが1人6日間の日程で、フレンチキッチンで腕をふるっています。今回は既に第4回目、かねてから一番気になっていた、ブノワ・ヴィッツ シェフです。もともとレストランでもデュカスの右腕であり、現在はデュカス・グループのプロヴァンスのオーベルジュ「ロステルリー・ド・ラベイ・ド・ラ・セル」で腕をふるっています。そこも行ってみたい!

実は、とても広~いこのレストランの一番奥に、「シェフズルーム」という会場がありました。
大きな個室でなんとキッチン付です。調理機器は憧れの「GAGGENAU」(ガゲナウ)でした。

シェフの挨拶から始まり、今回のメニューは、
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ブラックオリーブのパン、レモン風味のオリーブオイル&岩塩
カボチャとホタテ貝柱のクルスティヤン(女性へ)
鰯のマリネとナスのキャビア仕立てのタルティーヌ(男性へ)
クリアーなマグロのラビオリ クロカン野菜とともに
平目のロティ ポテトのフォンダン オレンジのゼストが香るドーブのジュ
子羊のカノン、西洋ゴボウ、ジロル茸、サラダ野菜、タイム風味の美しいパニス
洋ナシのブランマンジェ プロヴァンスのサフラン風味
コーヒー・紅茶
ハチミツのフィナンシェ
アーモンドとチョコレートのクロカン
トロペジェンヌのタルトレット
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全品、スタッフによる解説付き。
そして、今回の特選素材は、プロヴァンスのオーガニックのサフランでした。

飲み物は、
マム コルドン ルージュ
コート・ド・プロヴァンス・サン・ロック・レ・ヴィーニュ 2004
(できれば、子羊のときに赤もいただきたかったな。。。)

レストランではメインは魚と肉からチョイスしますが、ヴィッツシェフが是非両方食べて欲しいといって特別にハーフポーションで両方を用意してくださいました。
実は今回一番窓側の席で、あまりにも日当たりが良好すぎたため、かえって写真が撮りにくい状況でした。しかも時間が経つにつれ日が傾いて横からの強い光が、、、、で、メインにいたっては大失敗でした。チェックしようにもモニターもよく見えなかったです。(;;)
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食事が終わると、さすがお勉強会、ディナーのコースメニューの中から3品のデモンストレーションが逐次通訳つきで披露され、なんと、そのルセットまでも配布されました。普通のレストランではオリジナルのルセットは外部にあまりばら撒かないものですが、デュカス・クループは結構オープンに見せてくれるのだそうです。自信がもたらすものなんでしょうか。。。

ちなみにデモメニューは、
柔らかい野菜のバリグール、バニラ風味、シュリンプのポワレ
的鯛のブレゼ、プロヴァンスのサフランが香るブイヤベース風、ポテトとズッキーニ
オレンジのティアン、軽いクリーム、柑橘類のソルベ(このデザートは特に絶品でした!)
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最後に希望者には2ショットでの撮影も、、、という話もでたのですが、すぐ後にどっかのインタヴューの予定が控えていて時間がなく、集合写真にとどまりました。終始にこやかで優しいシェフですが、デモ中に時折見せる厳しい表情が逆に印象的でした。好きだな~♡。南仏に行きたいです。

デモで見たオレンジのデザート(オレンジ風味が好きなんだそうですよ)、仕込みがかなり大変そうですが、パーティーで出したらインパクトありそう。ちょっとチャレンジする価値ありです。
by MauruuruA | 2006-10-26 11:45 | 食べ歩き